アーティストになりたいという幼い頃からの夢を果たすため、2000年高校卒業を期に渡英。2004年ロンドン芸術大学(UAL)のCamberwell College of ArtにてBA of Illustration( 学士号 )、その後Royal College of Art (RCA)で MA of Communication Art and Design(修士号)を修める。多様性を受け入れるロンドンは、彼女にとって日本では知りえなかった世界観や価値観を養うことができる場所。その多様な価値観の中で自身のアイデンティティーというものも意識するようになったという。彼女の描く個々のストーリーには、言葉だけでは表せない自分だけが持つ感情、世界などが表現されている。渡英当初は言葉の壁も大きく、孤独感を感じることもあったそうだが、必死に語学を身につけた今は、だいぶたくましくなったという。そんな彼女は、大学卒業以来、イギリス国内をはじめパリ、ニューデリ、ニューヨーク、キエフやなどで行われた展示会やフィルムフェスティバルに作品を精力的に出展、上映をしてきた。2004年コロンバスフィルムフェスティバルではブロンズ賞を受賞。今年2008年には文化庁メディア芸術祭において新作Last Snow Before Spring(邦題:早春、最後の雪)が審査員会推薦賞を受賞、国立新美術館にて上映されるなど、ここには書ききれないほどの活動を展開している。そんな彼女の座右の銘はずばり「継続は力なり」。アートでもなんでもやはりこの言葉が自分を強くさせている気がします。あと、たくさんの逆境に立ち会いました、そしてどうにか解決してきました。その度に人に感謝する事、自分を信じる事も忘れないように心がけてきたと思います。」と語る彼女は今後も注目したいアーティストだ。 |