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Vol.01
初めまして。僕は現在ロンドンのセントラル・セント・マーチン芸術大学でグラフィックを勉強している、takasukeです。
いよいよロンドンも寒くなってきましたね〜。また今年も長い冬の到来です。しかし冬の到来は、各ショップでのバーゲンの嵐が近いという事でもあり、と考えると身も心も温まってくるのは僕だけでしょうか。
さて、そのように皆さんを惹きつけて止まないデザイナーの洋服や、それを宣伝する広告は、ロンドンのアートスクールの卒業生が手がけている事もしばしば。
そしてそんな卒業生を生み出した学校ってどんな環境なのか、ファッションやデザインを通して関心のある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。実際の学校の雰囲気を見てみたい!だけど学校にアポ取るのは面倒だし。という方もかなり多いので は?
そのような方、お待たせ致しました!!
ここではセントマーチンの今を、アツアツの情報と共に皆さまに出来るだけ詳しく、そして楽しくお伝えしていこうと思っておりますので、宜しくお願い致します!

★学校はかつて2つの別々の学校だった!?
1989年に統合されるまで、セントラル・スクール・オブ・アート・アンド・クラフト(1896年設立)とセントマーチンズ・スクール・オブ・アート(1854年設立)は別々の学校でした。

★ファッション科の華やかさに押されがちな他学科。どんな卒業生がいるの?
僕が知っている中で一人に絞ると、ERIC GILLです。彼はセントラルスクールで彫刻を勉強し、後にジルサンズという、現在も広告業界で広く使用されている書体を作りました。これは僕の中ではかなりの驚きなのですが、まあ要するにファッション以外 はどこの学校も地味という事ですよねえ。

★どんな校風なの??
日本では圧倒的な知名度を誇るこの学校。様々な学校が淘汰される中で、グローバルなネーミング攻略に成功を収めた数少ない学校です。
しかし!ロンドンに住む日本人からは毎年キツいコメントが寄せられます。作品の仕上げが荒い、とか、とにかく作品自体の質を問われるケースが非常に多い!!ファッション科でもグラフィックでも、結構卒業展でがっかりという事を耳にします。
では実際の授業はどんな感じなのかというと、作品の質どうのこうの、よりもその過程をしっかり説明しないと、評価が低くなる傾向があります。だから様々な角度からのリサーチが必要で、逆に質を求めがちなアジア人のデザインは突っ込まれてしまい ます。
自由な発想が、しっかりとしたリサーチの元に成り立っているのが、この学校で唯一 徹底している点ではないでしょうか。
かといって卒業展で下手なもの出すな、というのももっともなご意見。セントマーチ ンが、自由な校風だからこそ見られる、良い面と悪い面、次回の展示会ではどんな驚きが待っているのでしょうか。今から楽しみですね!

★みんなオシャレで個性的?

正直言ってあまりオシャレじゃありません。男だとジーンズにストリート系のシャツとか、そんな感じでしょうか。それでもヨーロッパ系の人は骨格が良いからそれだけで十分オシャレに見えてしまうものですが。表面的に個性派、稀にいます。でも基本的に質素。雑誌のロンドン特集の影響で、ロンドン=オシャレと思っている皆さん、ロンドンっ子はたいがい地味ですよ〜!

★日本人の割合は?
ロンドンに留学している日本人の割合を考えると、結構居る様に思いますが、実はそこまで多くありません。僕の学科はグラフィック科ですので、グラフィック科を参考にしてみると、1学年180名。でも日本人は10人足らずと少数です。大半はイギリス人、次にEU諸国の人、続いて香港を含めた中国人だと思います。
それでも3学年合わせたら30名はこの学校で学んでいるので、多いように感じる人もいるかもしれません。

★学内にオシャレなカフェがあると聞いたのですが!
それはホルボーン校舎、最上階にあるサイバーカフェです。ここでのお勧めはパニー二。ボリューム十分!そしてなにより、時間はかかるけどスタッフがしっかりその場で焼いてくれるので、とっても美味しいんです!セントマーチン生はここでプロジェクトの打ち合わせをしたり、休んだり、思い思いにこのカフェを利用しています。

セントマーチンの耳よりな情報を、余すことなくお伝えして参りますので、お楽しみに!

こんな事を記事にして欲しい、または知りたい、といったご要望は、次号の参考とさせて頂きますので、下記のアドレスまで。 皆様の様々なご質問、楽しみにお待ちしております!
(ご要望によっては返答を見送らせて頂く場合がありますので、ご了承ください。)

あて先  ytakasuke@yahoo.com.

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